山車からくり情報

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青柏祭

青柏祭の曳山行事【ユネスコ無形文化遺産】

青柏祭の曳山行事は、能登畠山氏3代城主義統(よしむね) が、都の 園山鉾にならって文明5年(1473)に国祭りの青柏 祭に曳山(山車)を奉納したのが始まりと伝えられています。 山町と呼ばれる「鍛冶町」「府中町」「魚町」の3地区から各1 台ずつ奉納される、通称「でか山」と言われる日本最大級(高さ 約12m、重さ約20トン)の曳山は、約300人の力で曳き廻されます。七尾四大祭、石川三大祭、北陸三大祭にも数えられ、 昭和58年(1983)には国の重要無形民俗文化財に指定され ています。でか山の最大の見どころは、「辻廻し」です。狭い街 角で、巨大な曳山を方向転換させるシーンは圧巻。掛け声も 勇ましく長さ8mの大梃子に若連中が鈴なりになって曳山の前 車輪を浮かせ、地車を入れて辻をまがります。

日程

毎年5月3日・4日・5日

祭礼場所

大地主神社(石川県七尾市山王町1-13)、
七尾市内中心部

見どころ

5月3~5日 辻廻し
5月4~5日 三基集合

問合せ

七尾市観光協会 ☎0767-53-8424

アクセス

(電車)JR七尾線「七尾駅」下車、徒歩約5分
(車)能越自動車道「七尾城山IC」から約5分