山車からくり情報

4月の情報 愛知県 知多郡阿久比町

宮津地区祭礼

阿久比町の宮津の山車行事とからくり

北組山車の建造年は、安政7年(1860)頃だと考えられています。壇箱「加藤清正朝鮮の役」や脇障子「源頼政鵺退治」「大江山」は瀬川治助重光の作品です。からくりの主題は「恵比須・大黒と桃太郎」です。

南社山車の建造年は宝暦元年(1751)以前です。壇箱「大江山鬼退治」は、この辺りでは珍しい遠州の増井時三郎の作品です。水引の「金糸の龍」は天保4年(1833)の製作で作者は不明です。

日程

毎年4月 第3土曜・日曜

祭礼場所

宮津熱田社

からくり奉納場所

宮津熱田社

見どころ

社の前で2台の山車が正面を西向きに並び、勢いよく前後に山車を曳く一連の動作が繰り返されます。両組がダイナミックな動きを競い合うこの儀式を「せり」と呼びます。