山車からくり情報

4月の情報 岐阜県 加茂郡八百津町

八百津まつり
(だんじり祭り)

3つの巨大な山車が練り歩く「けんか祭り」

毎年4月第2日曜日の本楽と前日の試楽の2日間、八百津の産土神(うぶすながみ)である大舩神社を中心として行われます。祭日には船を形どった山車3台(三台を合わせるとみごとに一隻の船の形に)が曳き出され、町内を練り歩きます。美しく飾られた勇壮なだんじりは、どっしりと重く大きなかけ声とともに曳っぱられ、男達の巧みなテコ捌きで街並みを練り歩く姿は熱気にあふれ、別名「けんか祭り」とも呼ばれています。
「八百津だんじり祭り」は舟運で栄えたこの辺りの特徴を最も色濃く残す元禄年間(1688~1704)に始まった祭りです。中部地方でも他に類を見ない規模のだんじりで、釘を使わず藤づるで豪快に締め上げられただんじりの組み立てを見るのも圧巻です。山車は街を練り歩き、見物人の中からは大きな歓声とどよめきが湧きおこる、まさに「動」の祭りです。

日程

毎年4月 第2日曜(本樂)とその前日(試樂)

祭礼場所

大舩神社

見どころ

試楽:八百津大橋の上で3台の山車が集結し、1隻の船になる。
本楽:役場の前に山車が集結。
その後、商店街を民家の屋根すれすれに走り回り、大舩神社の坂道を駆け上がる。
帰路も見応えあり。

問合せ

八百津町役場産業課 ☎︎0574-43-2111

アクセス

(車)
・東海環状自動車道「可児御嵩I.C」から県道83号線「やおつトンネル」経由10分
・八百津町ファミリーセンター駐車場無料
(公共交通機関)
・名鉄明智駅よりYAOバス「八百津町ファミリセンター前」下車