山車からくり情報

福井県 5月の情報 坂井市

三国祭

三國神社の武者人形曳山行事

福井県指定無形民俗文化財に指定されている三国祭は、毎年5月15日の宮開式から5月21日の後日祭まで執り行われる格式高い神事であり、北陸でも最大級の例祭として知られています。
20日の中日祭では、三味線・笛・太鼓囃子にのり、6mを超える高さの6基の山車(やま)が町内を巡行し、三國神社前に集結し奉納されます。
今日の形の山車となったのはおよそ260年前からと伝えられており、北前船交易の最盛期である明治中期には10mを超す高さがあった、とも伝えられています。山車人形は当番地区それぞれに個性的です。
山車は三国駅前に集結した後18時を過ぎたころにそれぞれの山車蔵へと戻っていき、曳き手と観客が一体となってクライマックスを迎えます。

日程

毎年5月20日

祭礼場所

三國神社および
その周辺

見どころ

北前船で栄えた古い町並み。その細い路地を豪快に巡行する様は圧巻。また、12時頃に三國神社前に、16時頃に三国駅前に山車が揃い踏みし、絶好の撮影スポットとなります。

問合せ

三国祭保存振興会 ☎︎0776-82-6400

アクセス

(電車)えちぜん鉄道三国芦原線三国神社駅より徒歩10分