山車からくり情報

長野県 5月の情報 長野市

鬼無里神社
春の例大祭

鬼無里神社の山車行事

紅白の幕で飾られた鬼無里神社の祭り屋台(山車)が氏子や観衆に曳かれて町の家並みを練ります。鬼無里ふるさと資料館に通年展示されている祭り屋台のひとつが、年に一度曳き出されます。

鬼無里の屋台(山車)で現存する四台と神楽二台が展示されています。江戸後期~明治初期の作品が多く、作は寺社仏閣の工匠、北村喜代松とその弟子によるものです。

鬼無里の木材を用いた「一木彫」による「透かし彫り」の龍、唐獅子、牡丹などは精巧かつ華麗で見事な彫刻です。細部に至るまで施された細工は見所が多く、見ていて飽きることがありません。特に竹籠のように中をくり抜き、鳥籠の中にいる雛三羽を彫り残した祝鶏翁の場面などは、細工の難しさ、繊細さを良く見せてくれます。

日程

毎年5月3日

祭礼場所

鬼無里神社

見どころ

名工北村喜代松とその弟子による、精巧かつ華麗な一木彫の彫刻が施された祭り屋台

問合せ

鬼無里観光振興会 ☎︎026-256-3188

アクセス

(車)上信越自動車道 長野IC又は須坂長野東ICから約1時間30分
(電車)JR長野駅から路線バスで約1時間