山車からくり情報

4月の情報 滋賀県 甲賀市

水口曳山まつり

水口神社の曳山行事

水口曳山まつりは、江戸時代中期からの歴史をもつ、県の無形民俗文化財指定の祭りです。甲賀市指定有形民俗文化財である曳山は16基が現存し、うち4~8基が例大祭で奉納されます。
宵宮祭は、水口神社の拝殿に御輿が飾られ、各町内で保存される曳山に提灯を飾り付けて「水口囃子」が奏でられます。16基すべての曳山を見られるのは宵宮だけです。
例大祭は、朝に各町内を出発した曳山が弟殿(おとんど)に集まり、1基ずつ順番に水口神社へ巡行します。夕刻、提灯をつけた曳山が山蔵に戻っていく「帰り山」まで終日、境内では水口囃子が奏でられ、賑わいます。
曳山は普段、各町の山蔵に保管されていますが、甲賀市水口歴史民俗資料館(入館料150円)、水口中部コミュニティセンター(無料)では、それぞれ1基が展示され見学できます。

日程

毎年4月19日(宵宮祭)・20日(例大祭)

祭礼場所

水口神社

見どころ

祭礼を引き立てる最大の演出は、曳山に乗った若衆が巡行に奏でる「水口囃子」です。緩急の変化が豊かで勇壮な調べは、関西では珍しい江戸祭り囃子の流れを汲むと言われています。

問合せ

水口神社 ☎︎0748-62-0231

アクセス

(電車)近江鉄道「水口城南」駅下車 徒歩3分